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▼原子力発電所過酷事故時対応バルブの開発について



 弊社は、原子力発電所における過酷事故時に対応できる高機能バル
ブの新規開発を行い、各発電所へ供給できる体制を整えました。

 弊社では、1968年より主として国内BWR原子力発電所向けにバル
ブ供給を始め、原子炉格納容器隔離弁をはじめとして主要プロセス及び
計装ラインに極めて多数の供給実績を有します。

 2011年の東京電力㈱福島第一原子力発電所で起きた過酷事故の
教訓を踏まえた新たな規制事項の一つに、炉心損傷や原子炉圧力容器
バウンダリーの機能喪失事故等によって、原子炉格納容器内の圧力上
昇が発生した場合、放射性物質の大量放出につながる当該格納容器の
破損を防ぐため、当該格納容器内の発生蒸気を一時的に逃がし、圧力
降下を図るベント作業が必要とされ、その際にフィルターを通すことで外
部に出る放射性物質を最小限に抑えることのできる設備の設置が義務
付けられました。

 過酷事故時対応として、フィルターベントラインに設置される大口径の
隔離機能を有したバルブとしては、既設プラントへの追設配置上から極
力コンパクトなもの、遠隔操作が容易且つ短時間で操作可能なこと、自
動急速開閉が可能なこと等々から一般的にはバタフライ形式が選定され
ますが、これまでは当該ラインの設計条件に適合するバルブはありませ
んでした。

 弊社では、過酷事故時の機能要求事項である環境条件の高放射線・
高温度・圧力並びに気密性等の諸条件に適合させるべく、従来型バルブ
をベースに機能、構造及び使用材料等の改良を加え、流量特性も従来型
と同等としたメタルシート型高機能バタフライバルブの新規開発を行い、
所定性能の確証試験を経て実機の供給に目途をつけました。

 本バルブの機能・構造に関しては、既に特許申請も行っており、国内原
子力発電所の再稼働準備に向けて、規制対応として既にフィルターベン
ト設備の設置計画を先行している原子力発電所への採用も決まってお
り、更なる受注に向けて設置計画中の各原子力発電所へのPR活動も進
めていくこととしています。